最優秀賞
「はにかみ」 坂本 典子
画面いっぱいに横向きにうつむいた花嫁さんの横顔。そして襟足と口元に降り注ぐ斜光をうまくとらえ、花嫁のうつむく表情を映し込んでいます。花嫁の清廉な表現を大胆に切り取り、ななめ構図にして見せたのが成功しています。
優秀賞
「好い仲(いいなか)」 大澤 秋良
赤とんぼが対で古木に止まっています。何か語らいをしている様子。題名のとおり仲のいい様子をカメラに収めました。とても夢のある作品に仕上がっています。
朝日新聞社賞
「出番前」 三浦 喜代子
祭りイベントに出演する役者さんの化粧や身支度を興味津々と見つめ伺う手前の子供たち。出番前という状況をうまくとらえています。
全日本写真連盟賞
「お祓い終えて」 箕田 勇
神社でのお祓いを終えて花嫁が出てくる様子をうまくまとめて撮っています。周辺光量を活かし周りの余計なものを隠して花嫁を目立たせたことが功を奏しています。
朝日新聞社さいたま総局長賞
「今年はひとり」 後藤 やす子
老婦が花嫁祭りのプログラムをながめている。祭りの流れを確認しながらこれから繰り出して来るだろう花嫁姿を想像している様子。今年は仲間か連れ合いかがいない一人さみしい見物という状況を切り取った作品である。
全日写連埼玉県本部委員長賞
「笑顔」 藤平 きみ子
祭りに連れてきてもらった子どもが露店で売られているカブトムシの風船を買ってもらって照れ笑いをしている表情としぐさをうまくとらえた作品です。