最優秀賞、優秀賞、特選

「私がみつけた埼玉の自然」フォトコンテスト

2011年

| HOME | 「私がみつけた埼玉の自然」フォトコンテスト |

第26回「私がみつけた埼玉の自然」フォトコンテスト

                審査員 清水公代、金井喜雄、小澤貴也、吉岡真司 (敬称略)

最優秀賞

(画像をクリックすると拡大されます)

01.jpg「残望の風景」 小山憲一「残望の風景」 小山憲一

 厳しく冷え込んだ冬の朝の雰囲気を、象徴的に表現している。遠景のモヤと雪のわら山の陰影が武蔵野の田んぼを身近に感じさせ、「私が選んだ」自然を巧みに描写している。


優秀賞

(画像をクリックすると拡大されます)


02.jpg「行ってらっしゃい!」 日高猛「行ってらっしゃい!」 日高猛

 お尻丸出しの裸で、蒸気機関車に手を振る男の子の無邪気な姿が面白い。自然の中で川遊びを楽しむ子どもの姿を素直に表現して、メルヘンの世界に誘ってくれるようだ。



03.jpg「暮れなずむ頃」 小林敏征「暮れなずむ頃」 小林敏征 

 削り取られた武甲山を背景に、夏の棚田に置かれた灯りが織りなす田園風景を幻想的に描写している。薄暮の青い色合いと灯りのオレンジ色の対比が雰囲気を盛り上げている。



特選

(画像をクリックすると拡大されます)

04.jpg「独り立ちできるまで」 保谷栄一 「独り立ちできるまで」 保谷栄一

 森の中の巣から顔を出した2羽の鳥のヒナが、可愛らしく写し出されて印象的。くりっとした丸い目が何かを訴えているようで、とても物語性がある表現だ。



05.jpg「隠れ里」 三好紘一「隠れ里」 三好紘一

 黒く写る林に囲まれた桜の花々が、実に鮮やかに目に飛び込んで来て、眩しいほどの表現。光線の選択が良く、陰影を巧みに生かした描写は立体的で素晴しい。



06.jpg「黄昏」 高山正一「黄昏」 高山正一

 何気ない線路際の夕方の情景を、白く光るように写るススキをうまく生かして魅力的に表現している。遠い空の薄雲がオレンジ色に広がり、色彩効果を上げている。


準特選のページへ