写真家 浅田 政志 フォトトークショーが開催される

2014年

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写真家 浅田 政志 フォトトークショーが開催される(2014.4.20)

 4/20(日)、朝日新聞さいたま総局二階にて、女性支部・朝日新聞さいたま総局共催による写真家浅田政志さんの 家族写真は『  』である。 というユニークにして未知なトークショーを開催いたしました。この写真家は第34回木村伊兵衛賞を受賞した34歳の大変若い写真家です。

 受賞となった 『浅田家』 はこれまでの思い出や未来像を、家族全員(ご自身も)が被写体となり様々なシチュエーションの中で、浅田家の思い出を現在に置き換えて再構築を試みる写真や未来像を今作ってしまうという、記憶と記録さらには予測を実に巧みな演出によって映像化されています。

 当日は、県内70人の女性が集まり、第一部は写真集『浅田家』の作成裏話をメインに、第二部では近くの遅咲き桜の咲く公園に移動、浅田政志さん演出による桜色70名の乙女?+αの写真撮影と なりました。さて、見事に桜が咲くでしょうか?咲いた時には、なんとフォトアサヒの表紙を飾るかも知れません。皆さんも、70名の乙女による見事な桜が咲くよう、是非、応援をお願いいたします。

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 今回の参加は女性に限るという珍しい企画。
現在の県本部でも既に大活躍の女性陣ですが、今回の経験でさらに大きく前進することと思います。男性陣、負けずにがんばれ!
当日はお子様ずれの参加者もあり、非常に和やかな雰囲気の中で、さらに、浅田さんの話術も加わり実に楽しい日になりました。

写真左が今回の主役、浅田政志さん
右は女性支部で県本部副委員長の石橋哲子さんです。

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 トークショーでは多くの参考になるお話も耳にすることが出来ましたが、その中で、浅田さんの強く印象に残る言葉がありました。それは写真は“プリントして残すこと”です。大震災時、汚れた家族写真の洗浄と配布のボランティア活動をしている若者との出会いで、これまで以上に強く感じたそうです。家庭アルバムの整理もページをめくるたびに思い出が蘇り、一向に進まない経験は皆さんもあるのではないでしょうか?
家族写真は、写真の原点であり、また、終局なのかも知れません。

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 第二部では全員が近くの公園に移動、70人の女性たちが、未だ残る遅咲き桜のもとで、5~6人のチームを作り、桜の花になりきっての撮影となりました。撮影と演出は浅田さんです。
小数の男たちは“虫”に変装。途中から合流の早坂敏文総本部事務局長のご家族も加わりかわいいテントウムシが一匹特別参加となりました。
 この時に撮影された70人の乙女?たちの桜がうまく満開になったら、2~3カ月後に発行のフォトアサヒの表紙に載るかも知れません。
美しく咲き誇れ、埼玉の女性たち!